30年地震確率、高い水準に=新潟・十日町断層帯西部−政府調査委(時事通信)

 政府の地震調査研究推進本部の地震調査委員会は18日、新潟県の「十日町断層帯」西部(小千谷市から新潟・長野県境付近の長さ33キロ)の長期評価を一部改めた結果を公表した。2005年の当初評価では、今後30年間の地震発生確率を1%としていたが、ボーリング調査などで最新活動時期が3100年以上前と分かり、3%以上に引き上げた。日本の主な活断層では高い水準に当たる。
 全体が一度に活動した場合、地震の規模(マグニチュード=M)は7.4程度。事務局の文部科学省の推定では、長岡市と小千谷市の境界付近や長野県飯山市などの一部地域で、最大震度6強の揺れが起きる。
 一方、同断層帯東部(十日町市内の長さ19キロ)については、過去の活動時期の年代を小幅変更したが、最新活動時期は依然不明で、今後30年間の地震発生確率は0.4〜0.7%のままとした。全体が一度に活動するとM7.0程度で、十日町市などで最大震度6弱の揺れが予測される。 

【関連ニュース】
復興方針の早期提示を=首都直下地震で
千葉県で震度3
福島で震度5弱、1人けが=北海道から近畿まで揺れ-1週間は余震注意・気象庁
宮城などで震度4
津波予測、来春にも改善=当初規模から日本沿岸まで

新薬メーカー54社から受託製造―行政処分受ける大洋薬品高山工場(医療介護CBニュース)
阿久根市長、県立高の生徒処分に異議唱え介入(読売新聞)
海や山は大荒れ、警戒を=連休は低気圧接近−気象庁(時事通信)
郵政改革、今週決断=政府出資と郵貯限度額が焦点−亀井担当相(時事通信)
<公務執行妨害罪>不当取り調べで成立せず 神戸地裁(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。